GR DIGITAL V
PENTAX RICOH から、GR DIGITAL シリーズの5代目が発表されましたね。
公式サイト GR|PENTAX RICOH IMAGING
5台目のGR DIGITAL。2013年5月24日発売予定。
4台目の発売が2011年10月21日だったので、2年弱でのニューモデルです。
初代 GR DIGITAL から全て購入して来た身としては気になります。
まずはホームページの仕様表から間違い探しのような仕様比較
GR DIGITAL IV | |||
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外観 | |||
カメラ部有効画素数 | 約1620万画素 | 約1000万画素 | |
撮像素子 | 23.7mm×15.7mmサイズCMOS (総画素数約1690万画素) |
1/1.7型CCD (総画素数約1040万画素) |
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記録画素数 | 静止画 | 【3:2】4928×3264(L)、3936×2608(M)、2912×1936(S)、1280×864(XS) 【4:3】4352×3264(L)、3488×2608(M)、2592×1936(S)、1152×864(XS) 【1:1】3264×3264(L)、2608×2608(M)、1936×1936(S)、864×864(XS) |
[4:3] 3648×2736、3264×2448、 2592×1944、2048×1536、1280×960、640×480 |
動画 | 1920×1080、1280×720、640×480 | 640×480(30コマ/秒):22秒、640×480(15コマ/秒):43秒、 320×240(30コマ/秒):54秒、320×240(15コマ/秒):1分38秒 |
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画像ファイル形式 | 静止画 | JPEG(Exif2.3)準拠、RAW(DNG) | JPEG (Exif ver2.3) 、RAW(DNG) |
動画 | MPEG-4 AVC/H.264 | AVI (Open DML Motion JPEGフォーマット準拠) | |
ISO感度 | AUTO/AUTO-HI/マニュアルISO100〜25600 | 80〜3200 | |
記録媒体 | 内蔵メモリー(約54.0MB)、SD/SDHC/SDXC/メモリーカード、Eye-Fiカード(X2シリーズ) | SDメモリーカード、SDHCカード、内蔵メモリー(約40MB)、Eye-Fiカード(X2シリーズ)使用可能 | |
ホワイトバランス | AUTO、マルチパターンAUTO、屋外、日陰、曇天、白熱灯1、白熱灯2、昼光色蛍光灯、昼白色蛍光灯、白色蛍光灯、電球色蛍光灯、色温度設定、手動設定、 ホワイトバランスブラケット機能 |
AUTO/マルチパターンAUTO/屋外/曇天/白熱灯1/白熱灯2/蛍光灯/手動設定/ 詳細設定、ホワイトバランスブラケット機能 | |
レンズ | レンズ構成 | 5群7枚(非球面レンズ2枚) | 6群8枚 (非球面レンズ2面2枚) |
焦点距離 | 18.3mm(35ミリ判換算で約28mm相当) | 6mm(35mm換算値で28mm) | |
F値 | F2.8〜F16 | F1.9〜F9 | |
画像モニター | 3.0型 透過型液晶、約123万ドット、保護カバー有り | 3.0型 透過型液晶、約123万ドット | |
フォーカス | フォーカスモード | マルチAF、スポットAF、ピンポイントAF、被写体追尾AF、MF、スナップ、∞、顔認識優先(オート撮影モード時のみ)、コンティニュアス | マルチAF(ハイブリッドAF)/スポットAF(ハイブリッドAF)/被写体追尾AF/マニュアルフォーカス/スナップ/∞(フォーカスロック、AF補助光あり。) |
撮影距離範囲 (レンズ先端から) |
標準:0.3m〜∞ マクロ撮影時:0.1m〜∞ |
標準:
約30cm〜∞ マクロ撮影時:約1cm〜∞ |
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露出制御 | 測光方式 | マルチ、中央部重点、スポット | マルチ(256分割)/中央重点測光/スポット測光 (TTL-CCD測光式、AEロック可能) |
露出制御モード | プログラムAE、絞り優先AE、シャッター優先AE、シャッター&絞り優先AE、マニュアル露出 | プログラムAE/絞り優先AE/マニュアル露出/シャッター優先AE | |
露出補正 | マニュアル補正(+4.0〜-4.0EV、1/3EVステップ) オートブラケット機能(-2.0EV〜+2.0EV、1/3EV/1/2EVステップ) |
マニュアル補正(+2.0〜-2.0EV 1/3EVステップ)、オートブラケット機能(-0.5EV 、±0、+0.5EV /-0.3EV 、±0、+0.3EV ) | |
撮影モード | オート撮影モード、プログラムシフト、絞り優先、シャッター優先、シャッター&絞り優先、マニュアル露出、動画、マイセッティング | オート撮影モード/プログラムシフトモード/絞り優先モード/シャッタースピード優先モード/マニュアル露光モード/シーンモード(ダイナミックレンジ/動画/斜め補正/インターバル合成)/マイセッティングモード | |
エフェクト | 白黒、白黒(TE)、ハイコントラスト白黒、クロスプロセス、ポジフィルム調、ブリーチバイパス、レトロ、ミニチュアライズ、ハイキー | ビビッド、スタンダード、設定1/設定2、白黒、白黒(TE)、ハイコントラスト白黒、クロスプロセス、ポジフィルム調、ブリーチ バイパス | |
撮影時機能 | 連写、セルフタイマー、インターバルタイマー※1、エフェクトブラケット、ダイナミックレンジブラケット、コントラストブラケット、色空間設定、FA・ターゲット移動、 ダイナミックレンジ補正、多重露光撮影、インターバル合成、ノイズリダクション、ヒストグラム表示、グリッドガイド表示、被写界深度表示、電子水準器 |
連写/AF連写/S連写/M連写、 セルフタイマー(作動時間;約2秒/カスタム )、 インターバルタイマー(撮影間隔:5秒〜1時間、5秒単位)、 画像設定ブラケット、ダイナミックレンジ補正ブラケット、コントラストブラケット、 色空間設定、AE/AFターゲット移動、手ブレ補正、ダイナミックレンジ補正、多重露光撮影、 ノイズリダクション、ヒストグラム表示、グリッドガイド表示、 被写界深度表示、電子水準器、ホットシュー |
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再生時機能 | 縦横自動回転再生、一覧表示、拡大表示(拡大倍率最大16倍)、スライドショー、画像サイズ変更、斜め補正、レベル補正、ホワイトバランス補正、トリミング、DPOF設定、 色モアレ補正、RAW現像、動画ファイル部分切り出し、動画からの静止画保存、Eye-Fi選択画像送信 |
縦横自動回転再生、一覧表示、拡大表示(拡大倍率最大16倍)、スライドショー、画像サイズ変更、トリミング、DPOF設定 | |
シャッター スピード |
1/4000〜300秒、バルブ、タイム | バルブ、タイム、180 秒〜1/2000 秒 | |
フラッシュ | 発光モード | AUTO、強制発光、スローシンクロ、マニュアル発光、赤目軽減AUTO、赤目軽減強制発光、赤目軽減スローシンクロ | 強制発光/AUTO/赤目軽減/スローシンクロ/マニュアル発光/発光禁止 |
調光範囲 | 約0.2m〜3.0m(ISO AUTO) | 約20cm〜3.0m (ISO AUTO) | |
ガイドナンバー | 5.4(ISO 100換算) | 5.4 | |
電源 | リチャージャブルバッテリーDB-65、ACアダプターキット(別売) | リチャージャブルバッテリー DB-65(3.6V)×1、 単四形アルカリ乾電池×2、単四形ニッケル水素電池×2、 ACアダプター(AC-4c オプション):3.8V |
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バッテリー寿命 | 静止画撮影:約290枚 再生時間:約190分(専用バッテリー使用時) | DB-65使用時:約390枚、 単四形アルカリ乾電池使用時:約30枚 |
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外部 インターフェイス |
AV/USB出力端子(High-speed USB/映像出力/音声出力(モノラル)、HDMI®出力 | USB・AVOUT兼用端子:USB2.0準拠、マスストレージ対応、 HDMIマイクロ出力端子:TypeD | |
外形・寸法 | 約117.0(幅)×61.0(高)×34.7(厚)mm(操作部材、突起部を除く) | 108.6mm(W)×59.8mm(H)×32.5mm(D) | |
質量(重さ) 撮影時/本体 |
約245g(電池、SDメモリーカード含む)/約215g(電池、SDメモリーカード含まず) | 約219g(付属電池およびSDメモリーカードを含む)、約190g(本体のみ) | |
ブレ補正機能 | なし | イメージセンサーシフト方式ブレ補正機能 |
ホームページのスペックシートの項目が一致していないので面倒なので並べ直してみた。
強化されたと思われるものは黒字、劣化したと思われるものは赤字にしてみた。
スペック表から読み取れるのは、APS-Cセンサーを入れるためにスペース的にだいぶ苦労したんだろうな、ということ。
ソフトウェア的に強化できる部分の強化は地味に効いている感じなのと、動画が今風になった。とはいえ、動画は別にGRに期待する要素ではないので、正直どうでもいいかな。
大きく、重くなったことと、レンズが暗くなってしまったこと(これは、センサーサイズの相対的なものだとは思いますが)、マクロが10cmまでになってしまったあたりがマイナス要因ですかね。