とりあえず
最初から分かっていることですが、
ポートレイトに弱い
35mm換算値で28mm単焦点のレンズだと、ポートレイト撮影をする場合、モデルとかなり近くなってしまうのですが、そうすると自然な写りになりません。かといって、フツーの距離で撮ると小さくなってしまいます。GR DIGITAL 2ではテレコンバージョンレンズ GT-1 で40mm相当になったのですが、現在のところ、そういったオプションがありません。
画角を利用して強調したような写真をとることはできますが、バストショット〜アップだといわゆる「鼻デカ」っぽい写真になりますので向かないと思います。
まあ、GR DIGITAL IV の弱点というより広角単焦点の弱点ですね。フツーは標準レンズのカメラを使うべきですね。
キャンギャルの撮影に弱い
35mm換算値で28mm単焦点のレンズだと、ポートレイト風の写真については上記の通りですが、キャンギャルなどの撮影をしたい場合、そこまで近寄れないこともあります。そうです、バズーカのようなレンズの一眼レフを担いでいる人を見かけますが、もっとズームの効くカメラでないと、遠くから撮影するのには向きません。
まあ、GR DIGITAL IV の弱点というより広角単焦点の弱点ですね。まあ、標準でも無理ですけど。高倍率ズームとか望遠とか搭載のカメラの出番でしょうね。
夜に弱い
飲み会のスナップとかを撮ろうとしたときは、あまりキレイに撮れません。
暗いところで動く被写体を捉えるためには必然的にISO感度をアップさせて、フラッシュを焚いたりして撮らなければならないので、普段多用しているISO80、フラッシュなしの映像に比べるとノイズとかフラッシュの不自然さとかがやけに気になってしまいます。夜景などは三脚やどこかに置いて撮ればものすごく綺麗に撮れます。
人に撮ってもらいにくい
ある程度写真の腕がある人でないと、撮ってもらおうとしてもちゃんと撮ってもらえません。かといって、MYセッティングを利用して、誰でも撮れるモードをセットしておくと、残念なくらいたいしたことのない写真になってしまいます。
これは特になんでだかわかんない要素なんですけどね。
動画が弱い
今やデジカメは動画の性能が比較される時代になってしまいました。GR DIGITAL でわざわざ動画を撮る意味なんてないのでいいのですが、本当に撮れるだけという程度の機能しかありません。
切り捨てているに近い機能なので弱点じゃないと考えてもいいのではないかと思いますが、一応。
割と大きくて重い
一般的なコンデジに比べると、ボディがやや大柄で重いです。質実剛健なところがカメラっぽいので別にいいのですが、少しでも軽量に、とか考えるとちょっとビハインドはあります。ただし、軽量すぎるボディや小さすぎるボディは手ブレの元ですので、ある程度は欲しいですね。
また、根本的な画質を高めるには、機能の手ブレ補正に頼らず、きちんとホールドして撮影するべきだとは思います。
Cybershot DSC-WX30買ってみた
Xacti CG9をオヤジ殿に取られてしまいましたので、動画とズームと夜景を補完するために、フツーのコンデジ Cybershot DSC-WX30 を買ってみました。
ついでに誰でも撮れるオート撮影も補完できます。
これで GR DIGITAL IV の不満点は解消です（え？）。